2002年8月25日

スマイリ

スマイリーキクチって言う芸人はわりと好きなんですよ。
っていうかわりとうまい芸人だなあ、ということを思う。

ほかの芸人とどこが違うかって言うと、ちゃんと客のリアクションを見てますよね。
それが違いますよ。ほかの芸人は淡々と用意したネタを用意したとおりにやるだけで、
だったらビデオにとって流したらよかろうとか思う。かといってビデオに撮ったら見るに耐えないとも思う。
そこに芸人が居るからかろうじて笑える、と言う類。

あと、ネタの選び方も、ほかの芸人は単に嘘、と言うか、
現実っぽい嘘をでっち上げてその中で完結しちゃってるのに対して、
ちゃんと開けてるというか、ちゃんと現実の方向を向いてる感じがします。
どうせ嘘ならもっと嘘の方向に行くべきであって、なんか、中途半端に間違えてるだけの
ボケみたいなの、漫才のパロディにしか見えなくて、もう長いこと笑えないんですよ。

Posted by kent at 03:07

2002年8月 9日

大根のツマ

つんくの曲に対して、
「『桃色片思い』って絶対『キャタ思い』って言ってるよな」
とか、
「さすがに『すんげぇすんげぇ..』とかいう歌詞はひどいよな」

とか、
言った時点でもうすでにつんくに負けてます。

たぶん、ヒットの要件って言うのがもはや楽曲の善し悪しじゃなくて、
「話のネタにしやすいか」っていう風に変わってきているのだと思う。
それは音楽だけじゃなくて、もうかなりの分野で。お笑いなんかでも顕著かと。
賛否両論でも話題になったら時点でもう勝ち、という。

面接かなんかでそれを「コンテンツの刺身のつま化現象」
とか言ったら「刺身のつまをつくるのが難しいんだよ」
と言われたので、「大根のかつらむきを作るのは難しいですよね」
と答えた面接は受かった。

Posted by kent at 00:19

2002年8月 8日

あやや

松浦亜弥がすごいのはつんくファミリーにありがちな
「つんくにやらされている感」
「つんくの無理難題を頑張ってやっているワタシ感」
がほとんど無い点だと思うな。
つんくにプロデュースされるためにうまれてきたと言っても過言ではない。

だからカラオケで歌う時はやっぱり、
「ウケを取るために無理矢理歌ってる感」
「ちょっと恥ずかしいけど頑張ってる感」
が出てしまってはまずい、と声を大にして言える。

Posted by kent at 00:11