今年もやってきました。新ATOK。
とか言って、ATOKってなんだよ、っていうひとの方が世の中的には
大多数なのではないかと思う今日この頃なので、
簡単に言うと、ATOKというのは日本語を変換するための
ソフトで、WindowsとかMacとかには最初っからそういうソフトが
入っているものなのですが、ATOKというのは、
そういう最初っから入っているものよりかやや強まっているものなのです。
そのATOKには「トレンド辞書」というものがちょっと前から
搭載されており、トレンドなもの、人などが一発変換されるわけで、
ここら辺でトレンド具合が判断できるという恐ろしい辞書です。
そんなわけで今年もトレンド具合を診断します。
■凡例
・インストールの際に以前の辞書を消してあります。
・この文章がatok17を使って初めて書く文章です。
・変換キーを押すのは一回だけです。例外は英語名のミュージシャンで、
一回目がカタカナで二回目が英語になっている場合があり、その場合は○です。
・×がついているものがトレンド外です。
・去年できた人は試しません。去年できなかった人も今年出てこない感じの人はパスです。
■政治
×あおきみきお→青木幹生
・たけなかへいぞう→竹中平蔵
・あそうたろう→麻生太郎
・かわぐちよりこ→川口順子
・さかぐちちから→坂口力
・おかだかつや→岡田克也
×えだのゆきお→枝野幸夫
×なかがわしょういち→中川庄一
×いしばしげる→石橋ゲル
×ほそだひろゆき→細田弘幸
×たにがきさだかず→谷垣定一
×こがじゅんいちろう→古賀純一郎
×やまざきたく→山崎宅
政権交代がないため特に目新しい登場人物はいないが、
石波茂、谷垣貞一ら昨年入閣組は未だトレンドインならず。
民主党主岡田克也はぎりぎりトレンドイン。
ヤマタク復帰はもはやないのか。
■女性アイドル
×ゆうか→有価
×めぐみ→恵み
×いのうえわか→井上若
×さとうえりこ→佐藤絵里子
×おとは→乙は
・しらいしみほ→白石美帆
・さとうたまお→さとう珠緒
・いとうみさき→伊東美咲
×くになかりょうこ→国中良子
×わかむらまゆみ→若村真弓
・わかつきちなつ→若槻千夏
・やまだゆう→山田優
×あやせはるか→綾瀬遙か
×すぎたかおる→すぎた香る
×おぐらゆうこ→小倉祐子
×つちやあんな→土やあんな
×おざわまじゅ→小沢間寿
×ほそきかずこ→細木和子
×しんさんなめこ→辛酸ナメコ
巨乳系全滅はもう全く驚きません。でしょうね、という感じです。
そもそも特に今年の巨乳、といわれても特に思い浮かばない、
というあたりで巨乳ブームがとっくに去ったことを認識させられます。
私が男性誌を読まないからと言うだけかもしれませんが。
その一方で小倉優子がトレンドインしない、というあたりで、
ATOKのバランス感覚がうかがい知れます。
マラソン完走杉田かおるやボタバラ小沢真珠、セカチュー綾瀬はるかもトレンドインならず。
■つんく
・かめいえり→亀井絵里
・みちしげさゆみ→道重さゆみ
・たなかれいな→田中れいな
×のちうらなつみ→後浦夏美
×だぶるゆー→ダブルユー
モー娘。前回の新メンバーは今回トレンドインです。
前回のまさかのトレンドアウトは
なんだったのでしょうか。時期的な問題だったかもしれません。
ちなみに、「たなかれな」は「棚彼な」と変換されます。
田中麗奈よりも「田中れいな」がより、トレンドなのです。
それにしても、とくにつんくファミリーが思い浮かばないあたりで、
ブームの終わりというのを認識させられます。
■男性タレント
・さとうりゅうた→佐藤隆太
・やまだたかゆき→山田孝之
×まつだりゅうへい→松田隆平
×かばちゃん→かばちゃん
・やしまのりと→八嶋智人
×こひなたふみよ→小日向文代
×ぺ・よんじゅん→ぺ・四巡
×よんさま→四様
昨年トレンドインならなかった八嶋智人が順当なトレンドイン。
山田孝之はセカチュー効果か、それとも簡単な漢字のおかげか。
ヨン様人気はコンピュータ界には及ばず。
■音楽
・おおつかあい→大塚愛
×ひらはらあやか→平原彩花
・じょしじゅうにがくぼう→女子十二楽坊
・とみーふぇぶらりー→トミーフェブラリー(二回目でTommy february6)
・ひととよう→一青窈
×はるかり→春仮
×はやしあすか→林明日か
・もりやまなおたろう→森山直太朗
×おかむらやすゆき→岡村泰之
×いしのたっきゅう→石の卓球
×あじあんかんふーじぇねれーしょん→アジアンカンフージェネレーション
・おれんじれんじ→オレンジレンジ(二回目でORANGE RANGE)
・えぐざいる→エグザイル(二回目でEXILE)
・ばんぷおぶちきん→バンプオブチキン(二回目でBUMP OF CHICKEN)
×けつめいし→結盟し
・レミオロメン→レミオロメン
・ひらかわちいっちょうめ→平川地一丁目
・いなごらいだー→イナゴライダー(二回目で175R)
・とうきょうじへん→東京事変
△きしだん→騎士団(二回目で氣志團)
×いしいたつや→石井達也
Tommy february6のトレンドインは打ちやすさ的に喜ばしいことです。
意外と早い段階でトレンドインする傾向がよくわかります。
氣志團は惜しいです。騎士団と日本人が平均的に入力する回数との兼ね合いなのでしょうが、
個人的には騎士団と打つのはたぶん今日が初めてです。
ていうか「うつ」と打つと「鬱」が最初に出てるんですね、ATOK17..。
時代を感じさせます。
■お笑い
×たもり→田森
×もりたかずよし→森田和義
×たかぎぶー→高ギブー
×なかもとこうじ→中本浩二
×はやしやこんぺい→林やコンペ委
×はやしやこぶへい→ハヤシや昆布兵
×しまざきわかこ→島崎若子
×いそのきりこ→磯の切り子
×さまぁーず→差まぁー図
・くりぃむしちゅー→くりぃむしちゅー
×うえだしんや→上田心や
・がれっじせーる→ガレッジセール
・あめあがりけっしたい→雨上がり決死隊
×ほくよう→北洋
×しながわしょうじ→品川商事
×らーめんず→ラーメン図
×おぎやはぎ→荻谷はぎ
×はなわ→花輪
×あんじゃっしゅ→案じゃっしゅ
×あんがーるず→案ガールズ
×あおきさやか→青木清花
・だんでぃさかの→ダンディ坂野
・てつあんどとも→テツandトモ
・あやのこうじきみまろ→綾小路きみまろ
×はたようく→旗用区
×ぎたーざむらい→ギター侍
もう、いいかげんにしてください!!!
タモリさんが変換できないのは本当にがっかりです。
長さん亡き後、ドリフメンバー若干二名未だトレンドならず、
くりぃむしちゅーはトレンドインですが、去年正式名称を誤ったので、
去年からかもしれません。お笑い第4世代組は順当にトレンドイン。
第5,6世代、エンタ組には厳しい結果。の、なか、
今更のダンディ、テツトモのトレンドイン。
■総評
毎年やってると、だんだん人が思いつかなくなってきます。
思わず自分の加齢を考えてしまいました。
今年は人の不作だったのだ、と思いたいです。
特に男性アイドルは、手元にあるananをじっくり読みましたが、あんまり載ってなかったです。
女性誌だから男性が載っているかと言えばそんなことはなく、
女性の方が載っているわけで、男性誌がグラビアアイドルばかりなのとは
趣が違うと思いました。女性アイドルが多いのはそのせいです。
あと、つんくや音楽に比べてお笑いやタレントの査定が厳しいと言うことが
よくわかります。これは、単刀直入に言えば、
ネットでよく使われるか、ATOK層が使うか、ATOK層にとってトレンドか、
という判断がなされていると考えられ。
テレビを斜めに見がちなネット層はあまりお笑いタレントとかは
どうでもいいのかもしれません。
田中麗奈より田中れいな、杉田かおるよりORANGE RANGE、なのでしょう。
その辺に私(テレビ好き)とATOKとの齟齬があります。
それにしても、このトレンド辞書への参入判断をする仕事を
是非やってみたいと思っているのですが、誰がやっているのでしょうか?
ナンシー関が生きていたら適任だったはずですが
今だったら辛酸なめ子さんでしょうか。
しかし、辛酸なめ子さん自体がトレンドインしていない以上、
辛酸なめ子さんがトレンドインしないような環境に生きている
ような人でないとこの辞書は作れないのでしょうか..。
パウダー、チーズ、チョコレートムース、チョコレートスポンジ。
なんか、おいしいですよ。
上にかかってるパウダーからもう、おいしいです。
購入場所:銀座 三越
ミルクチョコムース。
シナモンだかなんだか、さまざまな強いにおいの
ものがのっかってます。
すごい、大人の味感。においでヒルズを表現でしょうか。
購入場所:六本木ヒルズ
六本木ヒルズのアレです。
チョコムースやらキャラメルやらで
底はほろ苦いクッキー地。
ほろ苦い、と言う点で六本木ヒルズを意識しているのでしょう。
購入場所:六本木ヒルズ
↓ゆうめいなモンサンクレールのパティシエのひとの店です。
宝石店のような感じです。客層としても、ヒルズ的な客層です。
ヒルズ的と申しましても、森タワーの麓でうろちょろしていたり、
スタバやら豆乳カフェ、ツタヤでお茶を濁すような層ではございません。
なんか、いちゃいけないような、そんな感じがしました..。
http://www.1101.com/miyake_tsuchiya/
いいから読んで下さい。
(9/14 追記しました。)
明日まで夏休みなので、
録画しておいたフジテレビの27時間テレビを朝まで見て寝たんですが、
最初のうちはどうせ録画だし、朝6時ぐらいになると本当に今、
生でやってるんじゃないか、と言う気分に陥ります。
CM飛ばさなくなってくるし。
今日見たのは朝6時くらいまでの分ですが、
二度目ですがやはり、「恋の大かま騒ぎ」はすごかったです。
本当に日テレの24時間テレビの深夜を担当したディレクターはじっくり見て欲しいです。
普通の会社で考えればわかることだと思うのですが、何かしらの仕事をするとき、
入社1年目だけ100人集めたってできる仕事はたかがしれているのに対し、
入社10年目が10人集まったら結構な仕事ができるわけです。
そういう当たり前の結果がちゃんと出てるなあ、と思いました。
あまりにスムーズにパスがつながってるように見えるから、
なんだ簡単なんじゃん、と思ってしまいがちなんですけどね。
そういうことを考えると、若手芸人の力を最大限生かすにはきっちり枠を作ってあげて、
その枠の中では自由にやっていいよ、と言うやり方なのかな、と思いました。
だからそういう意味では「エンタの神様」を認めなければいけないのかもしれないけど、
その枠が今後に生きてくるような枠設定とは到底思えないから、
あれに出てくる芸人さんは単純にあのまま消費されちゃって終わるだけのような、
そういう感じがしちゃうんだと思いました。
ギター侍が10年後いるわけないでしょう?
フジテレビの伝統的なお笑いキャリアパスであるところの、
深夜の集団コント番組->ゴールデン特番->ゴールデンレギュラー
というのはその意味でやはり非常に考えられていて、
ちゃんとつながっていく感じがするんです。
もちろん、そういうふうにキャリアパスが硬直するのの
アンチテーゼ的な意味合いもネタ番組にはあるわけだから、
それは否定しないけれど、ネタ一本で食っていく、というのは
相当なことだと思います。ちゃんとネタを極めたら、
違うパスにexitできるような、そういう仕組みがないと成り立たない気がする。
でも、それをテレビ局が面倒を見る、というのは、
会社が社員のキャリアパスを決めて支援する、と言う今時流行らない、
そんな感じにも見えるから、各芸人の自主判断を
テレビ局が支援する、と言う形になるんでしょうが、
力関係的に普通の会社みたいには行かないんだから、
その辺は多少は考えて欲しい。少なくともマネージャぐらいは
考えているんでしょうけど。たぶん。
ある程度行けば「地方回り」という手も使えるはずだし。
でも、それを望んで「ネタ一本で」って言ってるのかしら?
また、「ネタ」の方がああいう「大かま騒ぎ」よりも高尚だと思ってる人が
多いと思うのですが、ある面では確かにそうだけれども、
生放送の「大かま騒ぎ」を成立させるためのスタッフの努力やら、
出てくる芸人の経験、不幸の総量、などを考えると、
私は「大かま騒ぎ」のほうがある面で高級なんじゃないか、
と思ってしまいます。スポーツをアドリブだから低級だ、と言う人はいないでしょう。
休みになるとまだちゃんとこういうことを考えられることに多少ほっとしました。
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追記(2004.9.14)
キャリアパスとかそんなサラリーマンみたいなこと、
芸人に当てはめるな、と思われるかもしれませんが、
キャリアパスって言うのはエスカレーターじゃなくて、
その都度のごとの目標くらいの意味合いと考えてください。
つまり、集合コント番組->看板番組
みたいなわかりやすいステップがあった方が、
それに集中できるはずで、エンタみたいにどんづまりだと、
その次のステップというのが見えにくくなってしまい、
そこから先に行くことが難しくなってしまうと言うのが懸念点です。
青木さやかとか長井秀和とか、ドランクドラゴンが出るのは、
ぜんぜんオッケーなんですが、エンタが全部になっている人は
本当にこの先キツいなあ、と思います。
うまくたとえられないけど、それって、
特に目標もないのにコンビニのバイトだけ延々続けるような
もののような気がしています。
コンビニのバイトって基本的にそれを目的にやるものじゃないですよね。
もちろん、コンビニのバイトしか仕事がない、とか、
コンビニのバイトだって忙しい、とか一生懸命やってる、とか、
そういうのは当然だけど、コンビニのバイトから、
次のステップって、特にないですよね。強いて言えば、
店長とかはあるかもしれないけど、まずない感じ。
接客、と言う観点では生かせるだろうけど、
それってコンビニとは関係ないキャリアだろうし、という感じ。
コンビニの接客ができたからといって、
フランス料理屋の接客ができるかっていったら、
あんまり関係ないですよね、という感じ。
日テレの24時間テレビで100人の若手がひな壇に並んだのを見たとき、
そういうことを考えてしまって、ああ、大変だなあ、と思った次第です。
これって、バイトでもいいからとにかく働け、って言うのと、
いや、フリーターになんかなるな、正社員になれ、
っていうのの違いにも似て悩ましいですね。
金曜恒例、アルタの中心で愛を叫ぶでのタモリさんの平井堅熱唱をまとめてみました。
■8/6
何か手みたいなので応援されてるタモリさん。愛を叫んでる人は見切れてる。
■8/13
紙吹雪で応援されるタモリさん。
口に紙が入り不愉快なタモリさん。
■8/20
紙テープで応援されるタモリさん。
紙テープが絡まりながらも熱唱するタモリさん。
■8/27
写真入りうちわで応援されるタモリさん。
客席も一体となって。
裏には「タモリ」の文字。
ちなみに、田中が持ってるのは「エモリ」。
ちなみに、9/1は、ペンライトでした。
このコーナーは愛を叫ぶ出演者のないがしろっぷりがいいです。
全国放送に出ようが素人は素人、という非常にはっきりした線引きを
感じます。
コーヒーだかキャラメルだかのムースを焦がしたナッツでぎっしりと覆ったような。
食べ応えがあります。
店名を冠するぐらいだから自信作なのでしょうし、おいしいです。
購入場所:日本橋 高島屋
↑日本橋高島屋には日替わりでゆうめいスイーツ店を
紹介するところがあるんですが、月曜日がモンサンクレールで、
いついっても行ったときには売れ切れており、
やはり、自由が丘に行かなくてはならないのか、
と思っておったのですが、たまたま買うことができました。
でも、本店にも行ってみたいところですが、
私のようなものには自由が丘は遠すぎる..。じゆうがおか..。
セラヴィ感たっぷりの。
ホワイトチョコレートのムースに、中はフランボワーズやらチョコ?やらビスタチオやら。
やー、おいしい。
購入場所:日本橋 高島屋