なんか新聞で橋田壽賀子がなんでそんなに長台詞が多いのか、
ということに対して、だってちゃんと言わなきゃわかんないじゃないの、
みたいな感じの答えをしていて、なるほどなあと思った。
役者の演技を信じてないとも言えるけど。
たしかに、言わなくても伝わるだろう、みたいなことに
うさんくささを感じることもけっこうあって、
と、同時に自分の言うことは行間を読んで欲しかったり、
ということもあるけど、まあ。
で、なんか研修の時に相手に与える印象に占める言葉の割合7%しかない、
と言う話はしょっちゅう出てくるのだけど、
大学の時にこの元の本を読んだことがあるので、
それが誤解だと言うことを知ってたりして、
ああ、でたよ、などとしょっちゅう思ってしまう。
これは"maybe"と言う単語だったり、あと多くても2,3語の場合を
示しているだけで「その他」の要因も声質と表情しか測定していない。
つまり、この法則からは別に身だしなみを整えよ、と言うことは導けないし、
「言葉なんて!」とも言えない。
こういうなんというか雰囲気至上主義みたいなかんじ、
結構嫌なんだけど、なんとかなんないかしら。
見えている文字だけで伝える工夫というか。