「A」という映画というかドキュメンタリーを見たんですが、
何か途中でもういいよって感じになっちゃった。見たけど。
や、面白いんだけど。
ほら、これを流せないテレビはやっぱだめでしょ、て言うのはちょっと違うかんじ。
それを言うならそういうweblogみたいなのもたぶん無いんだよね。
別にテレビで流す必要はないというか。深夜3時ぐらいに流れるのがいいんだろうけど。
こうしてビデオにもなっただけでも幸いというか。
CNNにアルジャジーラの役割を期待しないでしょ、っていうか。
まあ、それはいいとして、
これを見て彼らの方をまともだと思えるのは、やっぱり笑いのおかげだろうと思う。
フツーに些細な出来事で笑ったりする姿が映ってるから。
どのポイントで笑うのか、というのは相手の理解にとって重要かと。
テレビで映るのは「解脱というのはですね」「撮らないで!」とか
そういう部分だけだし、そういう部分だけ編集してるのだろうけど。
この映画で逆側がむしろオウム的に見えるのは、
こっちはこっちでそれを撮ってないからだと思った。
そう考えると、「こっちが真実で、正しい」っていう風にはならなくて、
どっちもどっちですよって言える状態を保つことが重要であって、
監督の意図もたぶんそっちかしら。
でもそれこそ「解脱」だろうな。
それとはあんまり関係ないけど、
地震が話題になってたけど、
なんなんだろうなあ。
小学校の時とかにクラスの中で地震がいついつに来る、
とかで話題になってそのときはたいそう怖かった経験があるけど。
もうどうだっていいというか、今日あった地震の時も、
地震だと思いつつも布団から出なかったけど。
情報の流れがどうなってるのか、よくわかんないけど、
これがネットで広まった噂(元は八ヶ岳天文台だけど)だとして、
普段見るようなwebサイトの作者とかが、
缶詰を買いました、とか書いていて、ええー、それ信じちゃうのー?
って思ったよ。
んー、これの発祥が週刊朝日の方だったら、
(ネット→テレビ、週刊朝日→ネットっていうフィードバックはあるか)
信じなかったのではないかと思うのだよね。
何か、誰に聞いてもいちおう建前では
「ネットでの情報は各自判断して信用するか決める」
「嘘は嘘であると見破れない人は...」
っていうことになってるだろうけど、
実際を考えるとネットの方をより信用するようになって
きているのかしら。
webサイトで3つぐらい同じ言説が書いてあったら
テレビより信用しちゃうのかもね。
そんだけマスコミが信用されてないわけだよね。
何て書いたら月並みだけど。
通ってる目の数より個人の直観というか、
業界組織のゆがみみたいなのをより重視しているのかしら。
でもなんか怖いなー、これ。
怖いっつってもどうにかなるもんじゃない流れだけど。
それとも単に話題だからってことでとりあえずweblogに
缶詰買いましたって書いただけかも。
それならいいけどね。