2005年12月18日

[Whole Cake Week 2005] ピエール・エルメのビュッシュ デューヌ

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さあ、今年もやってきました。
本来のクリスマスというのは、キリスト教のお祭りであり、
というか、むしろ静かに敬虔な感じで祝うものだと思うのですが、
その意味で、私のやっていることは、静かであり、ある種の祈り、
みたいなものを含んでいますので、本来の趣旨からはあまりずれていないのかもしれない、

むしろ、こうして飽食の時代が来ようとは、キリスト教も想定していなかったと思うので、
そうした時代の苦行というのは、むしろ、このような形をとるのが
正当でないか、とかよくわからない論理に脳内が支配されている昨今です。
今年も世界平和を祈りつつ始めます。


ちなみに今日は、この24時間コント展を見た帰りであり、
徹夜明けですが、特に徹夜明けがあまり苦でないようなのでとりあえずそのことはスルーします。

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そもそもトップバッター(昭和っぽい表現)にピエール・エルメを持ってきたのは、
18日から販売しているということのみならず、去年の最終が
ピエールエルメであり、あまり苦でなかったというところにあります。
いわばしりとり方式。あまり苦でなかったものを最初に持ってくることで、
後半の苦戦を演出しよう、と、そういうことになります。

[断面]
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今年もあまりおいしそうに見えませんが、気にしないでください。
このケーキ自体は以前食べたもののビュッシュ版です。
ピスタチオベースでクリームやら、スポンジやら、柔らかい雰囲気に
包まれており、杏仁豆腐的な味がします。
そんな中、急遽現れるチョコレートに包まれた異物感。

当初私はピエールさんがなんかで日本かぶれ的な感じで
日本古来のあられやせんべいなどにインスパイアを受け
コラボレーション、フィーチャリングした結果、かと思いましたが、
トウモロコシを炒ったもののようです。

少量ならいいのですが、
ちょっと、この量を食べるには邪魔なアクセントでした。


しかし、あまりこれは量が多くないのに、
意外と苦戦しており、去年に比べ、やはり体質がおっさん化しており、
ケーキなどをあまり大量に受け付ける体ではなくなっているのかもしれません。
早くも雲行きが怪しいですが、ゴールは25日であり、
先はまだ長いと思うと嘆息です。

購入場所:赤坂 ホテルニューオータニ

Posted by kent at 2005年12月18日 22:48