さまぁーずってわりと好きです。ていうか大竹が好きです。
今週末に給料が出たらDVDBOXを買ってしまうおそれがあります。
で、この本は大竹の得意技の悲しいダジャレをまとめたもの。
「花に話しかけた。...オレ、今仕事ないよって..。」
「箱を運ぶ、みたいな仕事なんですけど職業欄になんて書けばいいんですかねえ」
という。やーいいっすねえ。
これのいいところはダジャレの持つ弱点を克服しているところです。
たとえば「ふとんがふっとんだ」などというオヤジダジャレや、
「六本人、生まれる」などと言う代理店のくだらないダジャレは、
つっこみができないのでどうとっていいかわからない、
と言う致命的な欠点がありますが、
これの場合「悲しさ」につっこめる、と言う点で
コミュニケーションの余地を残しているのがすばらしいです。
実際そう本の中で言及されているのもえらい点です。
ただ、本の形式が右側にダジャレ、左側につっこみ、
なんですけど、三村ツッコミはタイミングが命なので、
紙にされても笑えないです。
それだったら右側にダジャレ、左側に悲しい部分、の方が
いいのかも知れないけど、うまく分かれている物ばかりではないので、
しょうがないのかしら。