2003年6月13日

インフォアーツ

http://www.kanshin.jp/a-muse/index.php3?mode=diary&id=9435&month=2003-02
の2月2日6:27am。

「インフォアーツ」と言う本のこの人によるまとめ。
ちょっと気になったのでメモ。

ネットの場合、客観的事実や公正な評価ではなく、感情的な落としどころに落ち着く傾向がある。情報のやりとりと見なすのは誤りである。それは、感情の社会的配給装置なのである。つまり、人びとがネットで得ようとしているのは何らかの感情的解決ではないのか。

多数派と観られた意見をもつ人たちは積極的に発言するために、その意見はますます多数派に見える。
「沈黙のらせん」の問題点は、実際の人びとの意見の分布とは関係なく「多数派意見なるもの」が増幅していくことだ。

むしろ世の中のことを冷静に注意深くウォッチしようとしている賢明な市民たちこそ、メディアのつくる落とし穴にはまりやすいのである。


うーん、何となく納得することがあってしまう。
特に最後の段。元の本を読んでみようかしら。

Posted by kent at 2003年6月13日 23:59