2003年10月16日

ピエール・エルメのミルフィーユ

撮れる感じじゃなかったんで写真がないんです。
聞くも涙な話なんですが。

ピエール・エルメていうのは超ゆうめいパティシェらしいんですが、
超ゆうめいらしくホテルニューオータニなどと言う
日本ではこじゃれホテルに居を構えているのです。
その敷居の高さ故あれだったんですが、
たまたま仕事の都合で赤坂に来たので、意を決したわけです。

まず、ニューオータニはハイヤーでの来場しか考えてないような
つくりなので、歩いていくにはたいそう遠かったです。
ようやくついた後、挙動不振なそぶりで結婚式場に紛れ込んだりしつつ、
ピエール・エルメを探し当てたのだけど、
ケーキがみな宝石のようなショーケースに入れられており、
とっても頼みづらかった。

というか、頼んでる人が誰もおらず、
店員も用件を伺いにくる気配がなかったので、
これはきっと頼むことができないに違いない..。
などと途方に暮れていたところに目に入った
「このブティックのケーキはXX(レストラン名)で召し上がることができます」
の文字!なるほど、さもありなん。そうか、ここでしか食えないのか。

しょうがない、とあきらめて坂を下りかけた所で、
いや、ここで帰ってはケーキ道的にどうなんだ!
と思い直し、レストランへ。レストランと行っても、
カフェ的な雰囲気だったので、きっと、コーヒーセット
みたいなのがあるだろうと思いきや、ディナーセットの中の
デザートとしてしかケーキがない!

しょうがないので覚悟を決めて、あたかも最初からそのつもりだったかのように
スープとメインディッシュとケーキを選ぶ。
「子羊のなんたら..」を頼んだのですが、骨付きであって、
肉をどの程度まで食っていいかに悩みました。
「お前、その部分まで食うのかよ」等と思われかねないからです。
しかし、ケーキはうっかり「デートの時に頼んではいけないケーキ第一位」
のミルフィーユを選んでしまい、思いっきりこぼしまくってしまい、
こじゃれたそぶりが全て台無しになった。

ミルフィーユはたいそうおいしかったです。
私の唯一知るミルフィーユはドトールのものなので、
比べるのもなんなんですが、何か、いろいろ挟まってます。
チョコ的なものからなにやら。

そんで、帰りもう一回見たらフツーにもってかえってるマダム発見!
最初からそういえよ!って訳でちゃんとお持ち帰りもしたわけです。
給料日まであと一週間あるっつーの。

購入場所:赤坂 ホテルニューオータニ

Posted by kent at 2003年10月16日 00:16