2008年12月21日

[Whole Cake Week 2008] モンサンクレールのノエル フレーズ

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今年もやってきました。
去年何かの山を乗り越えてしまったと言うこともあって、
もう今年は至って平常心というか、食うか食わないか考えると言うこともなく、
日常かのように淡々とケーキを一つずつ食する、という気分です。

昨今はというと、新しいケーキ屋なども特にデパ地下以外で歩き回って探し回るということもなく、
そういう探求心の低下、みたいなところに自分の加齢などを感じるところですが、
せめてこの週間くらいはデパ地下じゃなくて、あえて日常行かないところに行きたい
という思いで予約をしたいという気持ちもあり、この自由が丘、という、
東京にずっと住んでおりながらこれまでなんだかんだで一度も行ったことのなかったところに
足を踏み入れようと思った次第です。


私の中の自由が丘イメージはもう少し代官山とかのイメージに近く、
どちらかというと「敵」に近い感じというかそういう感じだったのですが、
実際の自由が丘はというとおしゃれ下北沢というか、
ああいうごちゃっとした中のおしゃれみたいなそういう親近感のある感じでした。

モンサンクレール自体もケーキを食い始めたあたりで超人気店みたいな感じで、
いずれ行ってみたいと思いつつも、何かのついでに行くところでもないので、
まったく行く機会に恵まれず、いずれはとか思いつつも長い年月が過ぎていました。

その長い年月のせいなのか、12/20という別にクリスマス感の薄い日程のせいなのか、
自由が丘の盛り上がりに対して、モンサンクレールは比較的すいていました。
普通のケーキもいくらかあったので、ついでに買っていこうかしらとかいう
気持ちを押さえる感じも年齢のなせるわざです。

自由が丘とかに親近感などを覚えるというあたりも大学の時の私であれば、
全く考えられなかった部分ではありますが、いかんせん片手にはケーキがあるわけで、
親近感を置き去りにして家路を急ぐ感じです。

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ケーキはというと普通のショートケーキではあるのですが、
非常になめらかな生クリームと、やわらかなスポンジ、など
基本的な部分のおいしさにくわえて、底のところにカスタードクリームが入っていて、
それが全体的なレベル感を押し上げている感じがしました。

今すいているにしてもおいしいものはおいしいです。
最初から自由が丘とかは向こうからしてみれば敵でも何でもなくて、
勝手に敵だと思って今日にいたって勝手に和解しているみたいなそういう
人生にもよくある感じだなあ、とか思いました。

購入場所:自由が丘

Posted by kent at 2008年12月21日 14:20