
今日のケーキは10cmなので、もう、それはホールケーキと言ってよいのか、
というホールケーキ概念が問われるケーキで、受け取った後で、
本当にこれだけ食うことでよいのか、もう一個くらい買わないでいいのか、
ホテルなら予約なくてもケーキ買えるのではないか、と、
赤坂の街をしばしふらふらしかけたのですが、結果そのまま電車に乗り込んだわけです。
そのあたりがケーキに対する心の余裕というか、胸焼けへの恐怖心というか、
ケーキに対する信仰心がやはり薄れてきていると言わざるを得ないのでは、
というそういう気持ちもなくはないのですが、一個をちゃんと食う、というのも
それはそれで信仰だと、あえて言いたい、そんな昨今です。
cero 「Orphans」
あぁ 神様の気まぐれなその御手に掬いあげられて
あぁ わたしたちは ここに いるのだろう
ケーキはというと、小さいながらも贅を凝らしたつくりになっており、
上の部分はシブーストと黒トリュフのクリームで、中に栗とリンゴが挟まっています。
底の方はほとんど甘みはない、ワインに合いそうな味わいのタルトになっています。