2020年12月24日

[Whole Cake Days 2020] Patisserie easeのJauneと阿波和三盆ショートケーキ

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今年もこの季節がやってきました。
23日も休みじゃないし25日も平日というなかなかの暦なのですが、今日も入れて3日ほど食べていきます。
去年は21日からケーキを販売しているところも多かったのですが、今年はというと、
20日とか26日にケーキを売らなかったりして、まあ、たしかに26日は違う感じもします。

今年はというとコロナ禍のことを思わざるを得ません。まず、「コロナカ」って、ということを思ったりします。
このー、あの、コロナの影響でー、とか、コロナのいろいろでー、みたいにボンヤリ言ってたのが、
書き言葉としては「禍」に集約されてきた感じがあります。ああ、こういうのは「禍」ですよ、
と言い出した人がいたんだろうなあ、と思う一方、それを声に出していうと「禍」っていうのは
あまりになじみのない言葉だから、こなれてない印象を受けてしまいます。
何度もないことだからこなれるもなにもないわけですが、似たようなことが今後起きると
私たちの世代は「禍」を使うことができます。例えば、ケーキのせいで何か起きたらそれは「ケーキ禍」だと、
そういう言い方もできるわけです。

それは置いておいて、コロナの影響でいろいろなものが不要不急だと言うことで、
中止になったりもうやらないことにしたり、ということがいろいろあり、
ああ、これはもうずっとこのまま続くのかな、というようなことも
いい機会だからと言うことでバッサリいったりということもあったかと思います。
ホールのケーキを食べるという不要不急のものをどう捉えるのか。
結論はというと何事もなかったかのように予約をし、マスクなどをしている程度で、
習慣というのは恐ろしいと思われます。

パティスリーeaseはこのコロナカのさなかにオープンした店で、たまたま何かで目に入って
プレオープン時に食べたものがおいしかったのでホールのケーキを予約してみました。

Jauneの方は、ゆずが香るなめらかなチーズのムースに
緑色のクリームが挟まっています。私の舌では素材がよくわからなかったのですが、蓬だそうです。
爽やかな酸味のあるケーキですが、大量に食べても問題にならないバランスの良さです。
ショートケーキの方は、大きめのスポンジに和三盆を使ったクリームという、
シンプルな構成で素材の味を感じやすい構成です。

普段在宅勤務をしていることもあり、
ほとんど家の近所をうろうろしている程度の生活をずっと続けているのですが、
久しぶりに埋め立て地を出てこの、東京証券取引所の近くにある店に向かったわけですが、
街や電車などはとくに空いているという感じもなく、気持ち人通り少ない気もするけど、年末という感じはする、
そんな不思議な感覚でした。

Posted by kent at 2020年12月24日 02:54