2003年6月29日

先週のanan

以前も書いたanan話。

今週のananは結構読者に追いつこうとがんばってますね。
ああいう特集で妻夫木を最初に持ってくるのは非常に正しいですね。
それでも後半、高田純次、関根勤、みうらじゅん、で畳みかけてる辺りに抵抗勢力の香り。

ところで、自分はananをお笑い的に見ているだけなのだけど、
ananの話を他人(男子)にすると、女性の側から見ると合コンで
どう振る舞ったらいいかわかるね、とか、
いろんな立場の見方を知っておくことは経営に役立ちますね、
みたいな反応しか返ってこないのががっかりです。

ananの表象がいまの一般的な女子の表象とずれてるところがおもしろいわけだから、
それがわかってれば、上のような見方はしないはず。
それとも、ずれてると思ってるのは自分だけなのか?

あと、それとは関係ないけど、その号で、
「女の子のこんな瞬間にドキッ!」
みたいなのを男が語ってるわけですが、

こういうのっていつも思うのは、別にananに限らず、
修学旅行の夜中かなんかに男子中学生が話すような、というか、
「普段ボーイッシュなあの子がふと女らしいそぶりを見せたとき」
みたいなステレオタイプな答えしかないですね。
なんだかなあって感じ。妄想が貧困というか。

ああ、いや、貧困じゃない分野もあるな。
んー、妄想が貧困というか、妄想の元がひとつしかないからかしら。
女子の妄想はもうちょっと多元的な印象があります。
こういう場合には男子妄想は発揮されないと言うか。

だからみうらじゅんなのか?

鼻毛が出てても言えるような関係がいいよね。でも鼻毛って言うと直接的でアレだから、"フレッシュ"って呼ぶことにして、「フレッシュ出てるよ」とかね

Posted by kent at 2003年6月29日 04:10