2005年12月23日

[Whole Cake Week 2005] ウェスティンホテル東京のトリュフル

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悪循環です!一日で食いきれなかったら次の日苦しいというのはわかっていたものの、
ようやく昨日のケーキを食しおわり、まだ今日のケーキには手はついていません。

フィジカル面の限界が近づいてきておりますように思われます。
猛烈な胃痛と腸の不具合におそわれております。
しかしながら、メンタル面は、と言うと意外と大丈夫、と言うよりかは、
むしろアッパー、という感じも否めません。
それは腸の不具合にともなってトイレに駆け込んでそこで行われる
祭り、という風情すらある排泄の勢いと歩みをともなっているような感じもあり、
心と体は一つだ、と思わざるを得ませんが、
胃腸の不具合があることには変わりません。

もしくは、松岡修造のホームページの
「クヨクヨふさぎ込んでいるあなた・・・」
「もっと頑張りたいあなた・・・」
の映像を見たからかもしれません。すべてがどうでもよくなります。

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ウェスティンホテルは恵比寿ガーデンプレースのツタヤの隣にあるホテルで、
これまで行ったことがなかったのですが、ひょんなことから候補に入れてみました。
雰囲気としては、暗めの照明で、通好み、という風情でした。

恵比寿ガーデンプレース自体は六本木ヒルズの凋落を行ったあとで、
見ると、比較するのもかわいそうな、というか、
このクリスマス時期にこのにぎわい、みたいな感じでしたが、
それはそれで年齢層の高い落ち着いた雰囲気を出しており、
好感が持てました。

恵比寿というのはテレビなどではおしゃれ的なイメージで語られることが多いと思うのですが、
実際はおしゃれとはかけ離れた感じ、今時呼び出しをしてくれるルノアールがあるくらいですから、
おっさんの街、といっても過言ではありません。
若者向けではやっている店もトンカツ、もつ鍋、とおしゃれとはほど遠い。
この感じはわりと嫌ではないです。
といいつつも、前回書いたようにゼストでのパーティを見るに、みんな死んでしまえばいいのに、
と思います。

ちなみに、このケーキは1万円もして、
ああ、おれはケーキに1万円も出すのか、という若さを失った感じは否めません。
しかも一人で食うか。

[断面]
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高価なだけあって、金箔。高価なだけあって、トリュフ。
いかにも成金向け、といったわかりやすい豪華です。
トリュフというのは、私はあまり食べたことはありませんが、
松茸など同じで、香りを楽しむものだと思うのですが、
強い洋酒の香りとチョコレートの香りで、
特にトリュフのにおいはしない感じになっています。
トリュフを台無しにする、という辺りでようやくわかりづらい贅沢、
成金でない贅沢を味わったことになるのでしょう。

全体的に大人っぽい雰囲気、と申しますか、
お酒のきいた感じです。ここのホテルの上の方の階で、
セレブ的な方々がシャンパン片手に行われるパーティ、
などで振る舞われるものなのだなあ、と思います。
すくなくとも、六畳の足立区のとっちらかったマンションで食されるものでは
ないのでしょう。


それにしても、この重いチョコレートケーキを、
しかも、六本木ヒルズと恵比寿ガーデンプレースで、
二日連続で食す、しかも、代償に胃腸を壊す、という、
この奇妙な符号に、戦慄を覚えざるを得ません。
なにより自分で予約しておいて覚えていないという辺り。

購入場所:恵比寿ガーデンプレース

Posted by kent at 2005年12月23日 21:56